WELDER

溶接工

ABOUT
溶接工について

「溶接」とは、多種多様な部材に加圧・加工を施し、それぞれを繋ぎ合わせてひとつの部材をつくり上げる加工技術のこと。機械を使った加圧や、熱源を使った加熱の他、合板や金属を使用したろう接という接合方法もあります。古くは紀元前3000年ごろのヨーロッパにて、日本においては弥生時代にはすでに溶接の技術の存在があったことが確認されています。そんな溶接の技術を現代に継承し、人々の生活に欠かせないありとあらゆる分野の製品の製造を支えている職人が「溶接工」です。

現場溶接工の仕事内容

ビル・橋の柱梁などの鉄と鉄を一体化する仕事。(半自動溶接機を使用し、溶接する。)

現場溶接工の魅力

各資格を取得するまでは時間がかかりますが(技量による)、建設現場の中でも高齢まで仕事ができます。

FLOW
溶接技能者になるまでの流れ

STEP01

溶接の練習

溶接には図のような向きがあります。最初は下向・横向をメインに練習してJISの溶接技能者取得を目指します。

STEP02

JIS溶接技能者資格の取得

「JIS溶接技能者(TN-F)」は、JIS、WESなどの一定の国内規格に基づいた溶接作業の技量を問う評価試験によって、技能者資格として格付けや認証を行うものです。発注者から要求される溶接品質を確保するため、製作者の信頼性を証明する手段のひとつとなります。また、建築鉄骨溶接の技量を問うAW検定を受験するためには、前段階としてJIS溶接技能者の資格取得が必要です。

STEP03

AW検定の取得

JIS資格を取得できたら、AW検定の取得を目指します。向きは、下向・横向・立向・下向(固形タブ)の4種類です。

AW検定試験の流れ

  • 01

    JIS資格を取得できたら、AW検定の取得を目指します。向きは、下向・横向・立向・下向(固形タブ)の4種類です。

  • 02

    テストピースの保管
    ※組上げたテストピースは、寸法を計測し試験当日まで錆びないように保管します。

  • 03

    試験当日、検定員による資格証・生年月日の本人確認。

  • 04

    試験中の溶接状況。

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